今や殆どのノートパソコンで採用されている静音性の高いパンタグラフキーボードをかれこれ20年ぐらい使っていて、その中でも個人的にオススメしたい製品の紹介です。
プログラミングから執筆、ゲームにまで使えるパンタグラフキーボード「ビットフェローズ(bitFerrous)BFKB113PBK」です。
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6年使っていますがまだまだ現役です!
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このキーボードは有線接続で、ノンアイソレーションタイプのキーボードです。ノンアイソレーションとはキーとキーの間隔が狭くなっていて、デスクトップのキーボードを触っている人は馴染みあるタイプです。
アイソレーションタイプのキーボードは、たぶんMacが採用してから増えたような気がします。
このアイソレーションタイプのキーボードは、隙間のゴミや汚れが取りやすい、爪が引っ掛かりにくい、タイプミスを防げるなど言われています。
隙間のゴミや汚れが取りやすいのは納得できますが、その他は人それぞれでは…?という感じです。
タイプミスを防ぐって慣れじゃ…?とか、まぁ細かいことは気にしないでいいですね!
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ビットフェローズ BFKB113PBKについて
本題のキーボードですが、公式サイトの特徴では以下が挙げられています。
- 約2000万回の耐久性性能を誇るパンタグラフ方式を採用
- USBフルスピード Nキーロールオーバー対応
- 打鍵しやすい19mmキーピッチとオリジナルフォントによるスタンダード日本語109配列
- オーディオコントロール+ウィンドウズキーロック機能搭載、ワンタッチでWINキーをON/OFF
となっていて、特出すべきは約2000万回の耐久性性能とNキーロールオーバー対応です。
約2000万回の耐久性性能
各メーカーから詳しい情報が出ていないため個人調べになりますが、通常のパンタグラフキーボードは約1000万回ぐらいが多い感じがします。それを踏まえると2000万回はかなり期待できると思います。実際に6年使っていて何も異常がないですし。(当たり製品?)
ただ、ネットの情報ではキーの裏に入っているラバードームというゴム素材が劣化してキーが押せなくなるという話をちらほら見るので何とも言えないですね…。
Nキーロールオーバー対応
Nキーロールオーバー…?聞きなれない言葉ですが、押したすべてのキーを入力することが可能です。
普通のキーボードだと3つ、6つの同時押しが限界です。
6つ以上同時押しする?と思えますが、音ゲーなら8個のキー同時押しなどあったりします。そんなときこのNキーロールオーバーという機能が必要になります。
普通のキーボードでもUSBを古い規格のPS/2端子に変換してNキーロールオーバーに対応することもできるらしいですが、PC起動中に抜き差しができないという副作用もあります。
とにかくゲーマー必須のNキーロールオーバーが実装されているのでオススメです。
一応念のためにMicrosoftのキーボードテストページで適当に押して確認したらきちんと対応していました。
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実際の感触など
パンタグラフは軽めの打鍵感と言われていますが、このキーボードは「押下特性:60g±20g」となっていて、しっかりと押す感じで重めの部類に入ると思います。この特性が生かされているのか不明ですが指を乗せていて勝手に押される心配がないので安心できます。
キーを押した後の反発はちょっと強めですが、かなり気持ちよくタイピングできます。
ただ、結局のところ自分好みの感覚にフィットするかどうかなので何とも言えないですが、、、気持ちいいと思います!
打鍵音は静かです。もちろん無音ではありませんが、Zoom会議などで注意されたことはないです。
キー配置は普通で変な事がされていないので安心です。コンパクトなキーボードだとDELキーや矢印キーが変な位置にあったりするので普通が一番です。
キーはサラサラしていますが、使い込んでいるキーはツルツルになります。WASDはもうツルツルです…。
キーピッチは19㎜なので、普通のデスクトップキーボードを使っているなら違和感はないと思います。
ちょっと嬉しい機能として1ボタンでWinキーをロック/解除、音のオン/オフができます。
まとめ
この製品をオススメできそうな人は…
- 打鍵音が静か
- キー配置が普通
- 気持ちよくタイプできる
- 薄いキーボード
- ゲームもできる(Nキーロールオーバー対応)
- 見た目がちょっとオシャレ
逆にオススメできない人を挙げるとすれば、キーが重いので1日中タイプするようなデータ入力系の職業だと辛いかもしれません。重い方が良いという人もいるので何ともですが…。
全体的に悪いところが見当たらないパンタグラフキーボードなので触ってみる価値はあるかと思います。
余談ですが、昔のキーボードでもう販売していないFILCO Excellio Lite 「エクセリオ ライト」を使っていたなら、ほとんど同じ感覚で使えます。
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