セカンドモニターをWQHDすると快適になるのか試してみました

当ページのリンクには広告が含まれています。

ついこの間までフルHD(1920x1080)のデュアルモニターで特に不満なく使っていたのですが、ふと目に入ったWQHD(2560x1440)の27インチIPSモニターが、手頃な値段で販売されていたので、少し悩みつつ勢いで購入してしまいました。

そして、メインモニターが24インチのフルHD、セカンドモニターが27インチのWQHDという環境で2週間ほど使ってみて感じたのは、画面を広く使用するデスクワークにはバッチリですが、他の用途では不満に感じてしまうことが分かりました。今回は、そのあたりの使用感についてお話しします。

正直デメリットが目立ちますが、快適になったのは間違いないないです。

目次

モニターについて

今回購入したモニターを少しだけ説明すると、27インチのWQHDでFast IPSパネルを採用しており、リフレッシュレートは180Hzです。

このスペックで販売価格が27,800円だったのですが、色々なクーポンを使って最終的に21,000円ほどでした。同価格帯に似たようなスペックのモニターがチラホラあるようですが、聞いたことがないメーカーだったりで良し悪しは分からないですね。今回購入したKTCは29年の歴史がある会社のようです。詳しくはPR TIMESを。

このモニターを実際に使ってみたところ、画質などはそのまま使用しても全然問題ないレベルで、ちょこっと調整するだけで満足できました。スタンドの高さ調整や左右回転ができない点が少し不便なところなので、モニターアームがあればバッチリですね。

一番不満だったのは外付けアダプターのケーブルが短いところで、モニターに接続する部分からアダプターまでの距離が約1mしかありません。この長さでモニターアームのケーブル隠しを通し、アダプターをデスクの見えない位置に設置しようとすると、ケーブルがギリギリになってしまうため、設置場所を作るのに結構苦労しました。

アダプター

さてモニターの紹介はこれぐらいにして、本題のメリット/デメリットの話に戻ります。

メリット

blog-5528-fig02

セカンドモニターとして2週間使ってみて、一番感じたメリットは「作業領域の広さ」です。

普段、Web制作やプログラミング、事務的な作業をすることが多いため、常に複数の情報を一度に表示させる必要があります。フルHDのモニターでは、ウィンドウを重ねたり、表示サイズをギリギリまで調整して対応していました。WQHDのモニターに変えてからは、この不便さが解消されて、一度に表示できる情報量が増え、さらに作業スペースに余裕ができました。
作業効率が劇的に向上したとは言えませんが、確実に改善されたことは実感しています。少しだけ文字サイズが小さくなりますが、常に多くの情報を表示しておく必要がある方にとって、WQHDモニターは非常に適していると思います。

メリットは以上です。

「え?これだけ?」と思いますよね。はい、残念ながらこれ以上のメリットを感じませんでした…。ですが、私と似たような職種であれば、きっとこの快適さが実感できるはずです!
無理やりメリットをひねり出そうと思えば、デメリットに少し書いている「動画を見る際に迫力がある」ことぐらいですね。

次はそのデメリットついてお話しします。

デメリット

まず、一番困ったのは「会議中の画面共有」です。私は説明をする機会が非常に多く、普段はモニター全体をそのまま共有することがほとんどなのですが、WQHDで共有すると「文字が小さい」とよく言われるようになりました。購入前から何となく予想はしていましたが、WQHDサイズで相手に送られ、相手はフルHDなのでそりゃー小さいですよね…。
試行錯誤したものの、流石にこの状態で先方と会議するのは不快感を与えると判断して、会議中だけ解像度をフルHDに切り替えて画面共有するようにしました。そのため少しボケて見えるのが残念です。

ちなみに、解像度の切り替えにはDisplayFusionというソフトを使っていて、キーボードショートカットで簡単に切り替えられるようにしています。便利ですが、有料で、まぁまぁ良い値段がするのが少しネックです。

この他にデメリットとしては、Youtubeなどの動画サービス系も、まだまだフルHDの配信が多いのでフルスクリーンだと少しぼやけて見えます (私は全く気になりません)。27インチなので迫力はあります。Twitchとかならチャットを表示しながら見ると少しボケるぐらいなのでちょうど良いかなという感じです。

ゲームに関しては、やっぱりフルHDが良いと感じました。画面との距離が近いこともあって、WQHDだと目線の移動が大変ですし、PCへの負荷も大きくなります。そのため、フルHDで安定して高フレームレートを出せる方が、個人的には快適で嬉しいですね。

おわりに

27インチ WQHDモニターをセカンドモニターとして導入してみて、Web制作や事務作業では、表示領域が増えたおかげで作業効率が上がったので満足しています。文字サイズは少し小さくなるので注意が必要です。

一方で、会議中の画面共有では文字が小さくなりすぎるため、私の場合はフルHDに切り替える必要があったところが不満でした。

結局のところ人それぞれですが、WQHDモニターの導入を考えている方の参考になればと思います。

最後に今回購入したモニターの写真です。
裏面はゲーミングって感じのデザインですが光ったりしないです。設定変更はジョイスティックボタンなので使いやすいと思います。注意点は、電源ケーブルのコンセント側が3極になっているので別途変換コネクタが必要です。

PC環境紹介

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次