スマホやビデオカメラでモノを撮るときに手だとガッチリ固定できなくてブレブレの写真や映像になってしまうことってありませんか?
お昼の時間やISOを合わせればまぁまぁブレなくて綺麗に撮れて満足していましたが、毎回気合を入れたり調整したりで疲れたので俯瞰撮影もできそうなアームとスマホマウントを購入しました。
カメラアームはVIJIM LS08で、スマホマウントはUlanzi ST-06Sです。
カメラアームのメーカーVIJIMを知らなかったので調べてみたら、会社がShenzhen Vijim Technology Co., Ltd.で、サブブランドにVIJIM、Ulanzi、FALCAMがあるようです。会社情報はこちら。
LS08の内容物
LS08はC型クランプ付きアームが1本、延長アームが2本入っていてアルミ製でそれなりにしっかりとした作りになっています。
付属品は1/4ネジを3/8, 5/8ネジに変換するアダプター(画像の右穴の中)、雲台とカメラなどの機材を強く固定するためのイモネジ調整用六角レンチが付いています。
デスク等に固定するC型クランプは滑り止め防止の凸凹ゴムが付いていて、厚さ5㎝まで挟み込むことができます。
2本の延長アームの接続部はネジ式になっていて、取り付け、取り外しが簡単になっています。延長アームを無理に2本使わなくても使用できるのがいいところだと思います。
次はボール雲台で、青丸が付属の六角レンチを使って調整できる部分です。この部分を締めると機材側にグサッと刺さるため傷が入りそうな感じがします。
赤丸のイモネジは別途六角レンチが必要で、締めればボール雲台をより強力に固定できるようですが、困ったことにイモネジが短すぎて最後まで締めると穴の中にイモネジが落ちます。
これはAmazonのコメントにも書かれていて、有識者によると「太さM5、長さ10mm、ピッチ0.8(JAN:4979874466969)」が適合するとのことです。私もハズレロットを引いたのだと思いますが、結構昔から言われてるので改善する気がないのかもしれません。(もしくは使い方が間違ってる?)
ちなみにボール雲台は全部分解できるので別のボール雲台やパーツを使うこともできそうです。(そんな物があれば)
その他にボール雲台について語るなら公式が推しているボールの滑り止め歯形デザインでしょうか。
似たような製品を持っていないので何とも言えませんが、何か引っかかってる感じがするので効果はあるのだと思います。
LS08の取り付け
延長アーム2本でカメラを取り付けてみました。
カメラの重さは約300gで雲台横のハンドルを少し強めに締めれば固定できました。締め付けは徐々に強くしていきましたがネジがバカになりそうで結構怖いです。
公式の耐荷重1㎏は正しいか?と言われると、強力に固定するイモネジが無ければ500gが精一杯のような気がします。
一応Amazonのコメントでイモネジを締めたら1㎏いけたとの報告は見ました。
次にスマホマウントを付けてやってみました。
スマホの重さは約200g、スマホをマウントしているUlanzi ST-06Sは約51g、計251gなのでこちらは余裕でした。
スマホマウント ST-06S
ST-06Sはバネ式ではなく手動でスマホを挟むタイプで、赤いボタンを押すとロックが外れます。
赤いボタンを押さなくても力を入れて挟めますがギア部分が早めに劣化しそうです。下図を見てもらうと分かりやすいです。
なので、使い方は赤いボタンを押しながらスマホを軽く挟んで、最後だけ赤いボタンを押さずに力を入れて挟む感じだと思います。
両サイドのゴムが丁度いいぐらいの固さなのできちんと挟み込みばフィットするはずです。
もしかしたらスマホサイズによってはハマりが悪い場合があるかもしれません。
お辞儀方向への角度調整はそれなりに力を入れないと動かないようになっていて、六角レンチで締め付けを調整できます。あと360度回転もできます。
また、ネジ穴さえ合えば色々な製品とくっつけられるので1つ持っておくと結構便利かなと思います。ミニ三脚のUlanzi MT-08(Amazon)と組み合わせるとこんな感じです。
おわりに
LS08は安い割に延長アームが2本も付いて満足できるカメラアームでした。ですが固定用のイモネジが短すぎて役に立たない状態になっているのは製品としてどうなんだろう?と思います。
取り付ける製品が軽ければ気が付かないし、人によっては気にならないのかもしれませんが、できれば改善して欲しい部分です。
1㎏を超える重い製品を使うなら別製品をお勧めします。
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