Nintendo Switchは据え置きで使えるし、本体を持って遊ぶ携帯モードもあって、今更ながらこの便利さを再認識させられました。ただ携帯モードだとJoy-Conが小さいのか、持ち方が悪いのか結構な頻度で手が痛くなります。
約1時間ぐらいで痛くなってくるのでゲームを止めるには丁度いいのですが、そもそも手が痛くなるのが問題なので少しでも改善できないかと思い、評価の高く使いやすそうな「HORI グリップコントローラーFit」を購入してみました。
製品の概要
公式サイトでしっかり紹介されているので多くは語りませんが、Joy-Conと比べると横幅が広くなり、裏面がふくらんでいるのでグッと握れて疲れにくくなるというのが売りです。
あと背面ボタンや、連射機能が付いています。
注意点はジャイロセンサー、振動、NFCなど、多くの機能が搭載されていないことでしょうか。詳しくは公式サイトを参照してください。
製品を触ってみて
各ボタンの感触はゴムタイプなので静かで押しやすく、ゴムの反発は弱めに感じますが悪くないです。
今思えば初めて触ったときに違和感がなかったので慣れ親しんだ感覚だったのかなと思います。
「背面ボタン」と「+」「ー」はタクトスイッチになっています。
スティックは少し固めですが気にならないレベルだと思います。
重さはJoy-Conよりも10g程度重いぐらいなので気にならないと思います。
総合的にJoy-Conより持ちやすく、操作が快適になるコントローラーであることは確かだったのですが、やはり気になる部分はありました。
ボタンとスティックが近い
ボタンとスティックの間隔が少し近いみたいで、親指が僅かにスティックに触れることがありました。私の手は結構小さいほうだと思いますが、握り方によりますね。
別製品のグリップコントローラーだとパッと見は大丈夫そうな感じはしますがどうなんでしょう。詳しくは公式サイトの「特徴を比べる」の部分を参照してみてください。
ケースに干渉する
厚さ1㎜ぐらいのシリコンケースを付けているため、コントローラーの突起部分が干渉します。無理やり取り付け可能ですがモヤッとします。
突起部分の役割が分からなかったので調べたところ、本体をテーブルに置いた場合にガタガタしないようにするためのようです。
背面ボタンの割り当てルールに注意
公式にも書いてあったのですが、例えば左コントローラーの背面ボタンに右コントローラーのAボタンを設定することはできません。
左背面ボタンには左コントローラーのボタンのみ、右背面ボタンには右コントローラーのボタンのみ設定が可能となっています。
終わりに
購入目的である「手が疲れにくいコントローラー」という点についてはその効果を実感することができました。
ですが、Joy-Conに搭載されている機能がいくつか無くなることに注意が必要です。例えばジャイロ機能が無い点については思っていた以上に不便さを感じました。
また、ボタンとスティックが近い点については、Joy-Conに比べれば使いやすくなるため納得できる部分ではありますが、普通のコントローラーとして比べると使いにくさを感じます。
このコントローラーは殆どの人が満足できる製品だと思いますが、製品の特徴をしっかり理解して購入したほうが良いかなと思います。
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